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 不動産を購入する場合に大半の方々が利用する「住宅ローン」について要点をまとめました。

 最初は誰でもここで色々と悩みますが、決めるべき事項は以下の項目になります。

  1. 借入れ金額は?
  2. 毎月の返済可能額は?
  3. 返済期間は?
  4. 均等かボーナス併用か?
- 住宅ローンの種類 -

最近、住宅ローンの借入れは、都市銀行等での一括申し込みが主流になっています。かつては、「住宅金融公庫」等の公的融資の併用が主流でしたが、超低金利化や金融の自由化によって、各銀行独自の住宅ローン商品が増えた為、公的融資のメリットが少なくなったことが大きな理由です。もう一つの理由として、都心のマンションに対し、公的融資の融資条件が十分に緩和されていないという事が上げられます。また銀行以外でも生命保険会社や信販会社等も住宅ローンを商品として用意しています。

 
- 返済方法 -
住宅ローンの返済方法は大別して「元金均等返済」「元利均等返済」の2種類があります。 前者は毎月の返済金額の元金の割合が一定で、毎月の返済額が徐々に少なくなる支払方法です。後者は毎月の返済金額の元金と利息の割合が変化しますが、月々の返済額が一定になる支払方法です。両者の長所、短所は色々とありますが、現在では、一部の公的融資を除いて住宅ローンと言えば、「元利均等返済」です。その長所は、借入れ期間中は返済額が均等で、生活活設計が立て易く、しかも借入れ当初の返済額を低く設定できることです。短所は当初の10年間位は返済額の殆どが利息部分に充当される為、元金の返済がされておらず、当初の借入れ金額が減らないことです。
 
- 借入の資格と限度 -
  1. 勤続2年以上の安定収入のある方
  2. 過去にクレジット等で滞納事故歴のない方
  3. 満20歳以上60歳以下の方で銀行の指定する生命保険会社に加入が認められる方
  4. 税込み年収の5倍以内
  5. 年間の返済額が年収の20〜35%以内の方(年収帯によって異なります。)
  6. 購入物件価格の80%以内(原則として)
上記の基準は一般的なものです。個々に銀行取引をされている方や勤務先の取引銀行であったりして、条件が緩和される場合があります。もちろんその反対もあります。 ちなみに某都市銀行では、ローンの申込者が公務員の場合、特別優遇金利の適用があります。また、特定の銀行に限って勤務先の会社の利子補給制度が適用される場合などがあります。反対に勤務先の会社の業務内容や業績により借入れ限度額が制限されるケースも増えました。
 
- 事前打診 -
購入計画の前に自分が幾らまで借入れ出来るのかを、銀行に打診することを「事前打診」といいます。銀行の窓口で簡単な審査用紙への記入後、銀行の3営業日程度で分かります。
出来れば、個人融資課の担当者に具体的な購入物件の話をした方がベターです。また住宅ローンの質問も色々できますので一石二鳥です。
 
- 住宅ローンの返済例 -

以下は借入金額100万円あたりの月々の返済早見表です。 例えば2,000万円借入の場合は下記の返済金額の20倍が月々の返済額になります。
「変動金利」「選択固定金利」があります。後者は期間限定条件付きの固定金利です。 ボーナス併用の支払例は均等支払分とボーナス支払分を50%づつにしたものです。ボーナス時の支払額は借入れ全体の最大50%までです。それ以内であれば自由に設定できます。

  変動金利 選 択 固 定 金 利
2年 3年 5年 7年 10年
期間
利率
2.375.% 2.00% 2.25% 2.90% 3.40% 3.70%
支払種類
支 払 金 額
10年 均等払い
9,370円
9,201円
9,313円
9,609円
9,841円
9,982円
ボーナス払い
4,685円
4,600円
4,656円
4,804円
4,920円
4,991円
ボーナス加算
28,233円
27,707円
28,057円
28,979円
29,700円
30,137円
15年 均等払い
6,609円
6,435円
6,550円
6,857円
7,099円
7,247円
ボーナス払い
3,304円
3,217円
3,275円
3,428円
3,549円
3,623円
ボーナス加算
19,909円
19,374円
19,729円
20,672円
21,414円
21,867円
20年 均等払い
5,238円
5,058円
5,178円
5,496円
5,748円
5,902円
ボーナス払い
2,619円
2,529円
2,589円
2,748円
2,874円
2,951円
ボーナス加算
15,775円
15,227円
15,591円
16,561円
17,329円
17,800円
25年 均等払い
4,423円
4,238円
4,361円
4,690円
4,952円
5,114円
ボーナス払い
2,211円
1,119円
2,180円
2,345円
2,476円
2,557円
ボーナス加算
13,318円
12,756円
13,129円
14,128円
14,924円
15,414円
30年 均等払い
3,886円
3,696円
3,822円
4,162円
4,434円
4,602円
ボーナス払い
1,943円
1,848円
1,911円
2,081円
2,217円
2,301円
ボーナス加算
11,699円
11,122円
11,504円
12,534円
13,358円
13,866円
35年 均等払い
3,508円
3,312円
3,442円
3,792円
4,075円
4,249円
ボーナス払い
1,754円
1,656円
1,721円
1,896円
2,037円
2,124円
ボーナス加算
10,558円
9,966円
10,358円
11,482円
12,270円
12,796円

平成19年12月現在

 
- ローンシュミレーション -


各金融機関のローンシュミレーション

 
- 返済期間 -


借入先と借入金額が決まったら、返済方法を考えます。
返済方法の中で第一に考えるべき事は返済期間です。借入たお金を何年で返済するかによって、毎月の返済金額やローン終了時の総返済額も大きく異なります。
鉄筋マンションの場合返済期間の限度は、最終返済年齢が満75歳で最長35年です。つまり、現在40歳以下の人は、通常35年ローンを組めます。40歳以上の人はそれを超える年数を35年から引いた年数になります。

返済期間が長い場合のメリットは?

  • 毎月の返済金額の負担が軽くなる(場合によっては賃料の半分以下の支払になる)
  • 借入れ可能金額が増える為に購入物件の枠が広がる。
  • インフレ傾向が強くなった場合、貨幣価値が下がり相対的に借入れ金額が減る。

返済期間が長い場合のデメリットは?

  • 総返済金額(利息負担金額)が大きくなる。
  • ローン完済以前に不動産を売却した時に手元に残る金額が少ない。
  • デフレ傾向が強くなった場合、貨幣価値が上がり相対的に借入れ金額が増える。

返済期間が短い場合のメリットは?

  • 総返済金額(利息負担金額)が少なくなる。
  • ローン完済時期が早くなるので、買い替え、買い増しが容易になる。
  • ローン完済時期が早くなるので、比較的にその後の生活設計に余裕が出る。

返済期間が短い場合のデメリットは?

  • 毎月の返済金額の負担が重くなり、完済までは生活費に余裕がなくなる。
  • 借入れ可能金額が減る為に購入物件が制限される。
- ボーナス併用支払い -

サラリーマンにとって「ボーナス併用支払」の利用は、月々の返済金額を減らし、かつ返済期間を短縮できる大変有効な手段です。しかし景気により大きく左右される収入部分で、継続的な収入にならない場合がありますので、ボーナス全額を投入するなどの頼りすぎは禁物です。 ボーナスが将来全く出なくなる方は別として、年2回のボーナスの3割程度までの返済組み入れであれば、住宅ローン返済、生活費、レジャー費、貯蓄のそれぞれに効果的であると言われています。 しかし、ここ数年民間企業にお勤めの方は「月々均等払い」を選択される方が多くなっています。
 
- 物件の評価額 -

購入価格の原則として80%までは住宅ローンの融資が受けられます。銀行は自社の査定機関で融資対象の不動産が適正な取引き価格かどうかを調査します。そして「評価額」を独自に算定します。ここで言う「評価額」は公示価格や基準地価を参考にした不動産鑑定評価とは少し異なり「実勢取引き価格」や「類似取引き事例」を目安に査定しています。 築年数や管理状況等も査定の要素に入っています。
 
 
お電話でのお問合せは フリーダイヤル 0120−010−424 または 03-3479-3411(代) まで

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